◆内融式氷蓄熱の特徴
 蓄冷時にコイルチューブ表面に結氷させ、放冷時にはこの氷を内側(チューブ側)から融解します。熱媒はブラインとなり、蓄冷時にはブラインクーラで-4〜-6℃まで冷却したブラインをコイルに送って製氷し、放冷時には負荷側で冷却の役目を果たした後に、8〜10℃程度まで温度上昇したブラインをコイルに送り、3〜5℃までチューブ回りの氷で冷却します。
 内融式は安定した低温のブラインを取り出すことができるため、主な用途として一般の空調システムが挙げられます。また、エアポンプで水槽内を撹拌することにより、さらに低温のブラインの取出しが可能になり、地域冷房、大温度差送水システム、低温冷風システム、ピーク時間調整運転にも適しています。
  内融式氷蓄熱着氷状況
 
内融式氷蓄熱融解運転特性
内融式氷蓄熱融解運転特性例